委員長 川妻篤史
桐蔭学園教職員組合は、学園において唯一民主的な組織です。
「民主的」とは、次の二点を満たしていることだと考えています。
@不利益を訴える場がある。
Aみんなで決める場がある。
しかし、桐蔭学園には、教職員組合を除いて、不利益を訴える場も、みんなで決める場もありません。そのため、学園経営陣へ意見するには、一個人として行なうしかありません。しかし、個人として学園経営陣に意見するには、勇気が要ります。学園経営陣から、不当な扱いを受ける恐れがあるからです。教職員組合は、民主的な集団として、学園経営陣に対抗していきます。法的にも、学園経営陣と対等な立場で渉り合う権利が認められています。
われわれは、現場で働く教職員の声を大切にしています。現場で働く教職員(私も含めてですが)は、生徒たちの成長を願いながら、授業・HR・クラブ活動を通じて生徒たちと向き合っています。よりよい学校作りには、現場で働く教職員の声が不可欠です。現在の組合員数は、150名を越えています。現場で働く教職員の多くが、教職員組合に加入しています。桐蔭学園教職員組合では、現場の声を集めるために、各部署でミーティングを行っています。組合員であれば自由に参加できる、情報交換・意見交換の場です。ミーティングで集められた声は、教職員組合からの要求として執行委員会で集約します。集約した要求内容は、団体交渉や事務折衝を通じて学園経営陣に訴えます。われわれは、民主的な手続きを踏みながら、数多くのことを改善してきました。改善された内容については、このホームページで随時紹介していきます。
また、われわれは、父母や卒業生をはじめとする、桐蔭学園に期待を寄せていただいている方々の声も大切にしています。父母や学外の方々の話を聞くたびに、桐蔭学園への期待の大きさを痛感させられます。このホームページが、みなさんとわれわれ教職員をつなぐ架け橋になればと願っています。
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